渋幕 高校受験 帰国入試

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英語 予想問題 渋幕中、渋谷幕張中

英語のみ1科目で高校を受験できる渋谷幕張高校の入試には他校にない特徴があります。一般入試と別日に実施されます。

対照的に、他校では国語と数学重視が高校受験で帰国入試を目指すと一般的です。言い換えると、高校入試で帰国子女が受験をする場合、たとえ英語教育が充実している高校を受験すると言えども、実態は国語と数学の得点が重視されます。

渋幕は日本語で話し掛けても日本語で答えるのが苦痛で、英語で返答したがるお子さんでも受験が可能で、かつ、入学後に国語や数学の逆取り出し授業があるのです。

渋谷幕張高校を高校受験、帰国入試で受ける条件とは?

中学3年終了見込み。

海外の学校では受験時に相応の履修を終えていることが望ましいですが、事情があって条件を満たさない懸念がある場合は渋幕に相談するようにと学校ホームページにも記載があります。具体的には海外で就学する際の学年の扱いです。

興味深いのは帰国入試を実施していると言っても、細かい条件が満載されている学校が年々、増えていいる現実と対照的に渋幕の帰国入試は年を追うごとに条件が簡素化されて、卒業見込みに絞られていることです。

渋谷幕張高校 高校受験、帰国入試の2024年入試受験者数、合格者数、倍率

2024年1月実施、帰国入試の倍率。エッセイの試験時間が30分であるため、緻密な構成、精度の高い文章、ストーリー性が充実した英文を書く実力がある受験生が有利となっています。

男子女子
受験者数172340
合格者数61319
倍率2.81.72.1
渋谷教育学園幕張高校 2024 帰国入試 倍率

渋幕の高校受験、帰国入試の難易度とは?

TOEFL iBTで100点レベルです。英検1級合格は必須。

リーディングと英文法の問題も出題されますが、高得点での競争になるので、英文読解と英語のグラマーには精度の高い学習が必要になります。

渋幕を高校入試、帰国受験する場合に難易度の目安としてTOEFL iBTでスコア100を挙げていますが、目標としてはスコア110を掲げて学習するのが到達可能性を高める効果です。完全に独学してスコア100にピッタリ辿り着く方も存在しますが、多くの受験生はスクールに通ったり、先生に習ってTOEFLスコアを上げようとします。すると、最も難しいのが目標管理になるのです。基準となる点数よりも少し高くゴールを設定して対策すると潜在的に意識していたスコアに到達できることが多いからです。

英検1級については読解問題に良問が多いのですが、近年のライティング重視での出題傾向が要因でリーディングの得点力が低いまま合格してしまうケースが増加しているので、英文読解の得点率を高める学習を重視することが望まれます。

渋谷幕張高校の高校受験、帰国入試の対策

学習の順番としては英検1級合格を目指すのが第1段階。英検1級を取得した後にTOEFL iBT でスコア100を超える学習をするのが堅実です。

エッセイの出来が合否に大きく影響する渋谷幕張高校の帰国入試

帰国入試のエッセイは上位校になると個性的で、独特の視点に基づいた答案が高い評価を受けます。基本的なエッセイの書き方を身に付けた後に、オリジナリティに満ちた英文を書く鍛錬が合格への最短コースです。

合格者のエッセイは採点者の記憶に残る着眼点で鋭い洞察に満ちた答案がネイティブ教員にとって高評価を与える論拠となっています。採点者に新鮮な驚きを与える発想を鍛えて入試に挑みたいものです。

面接試験の事前提出英文に真剣に取り組むべき渋谷幕張高校の帰国入試

面接試験でネイティブ教諭の質問に答えている自分を連想して提出英文を記入して出願すると高得点を確保できます。

渋谷幕張高校の帰国入試では事前に提出した出願者の英文資料に基づいて英語面接が行われます。つまり、出願書類を提出する時点で面接試験の出来がある程度確定してしまう試験なのです。

もちろん英文の出願書類を提出した後で、受験生は面接試験の練習をするでしょうから、出願後に面接対策をすることで実際の英語面接で得られる得点を上昇させることは可能です。

合格可能性が高い受験生は出願用の英文を書き終えた時点で手ごたえを感じている点が重要なのです。すなわち、入試の30日前に自分が合格するイメージを描けているのです。

英語面接向けの出願英文に注力すべき理由がここにあります。

渋谷幕張高校の帰国入試、過去問

学校に問い合わせることで帰国入試の過去問を入手できます。渋谷幕張高校の一般入試で出題される英語の問題とは異なる問題なので、間違えないように注意が必要です。渋幕の高校受験、帰国入試に対してネイティブ教員が作成する問題で、一般入試とは出題傾向と難易度が共に異なります。

英文法、語法、イディオム問題も出題されていますが、配点が低いので早期に完成させてエッセイと提出英文に注力している合格者が多いです。

帰国入試で合格後、渋谷幕張高校での英語取り出し授業

全ての英語の授業はネイティブ教員が担当します。英文読解を中心にした授業、英語のライティングに重点を置いた授業の2つに分けて時間割が編成されています。

英文リーディングの授業で英文を書くことも多く、英語で自分の意見を綴る授業でリーディング素材を読む時間を割くこともあるので、読解とライティングに対するカリキュラム上の分類は便宜上であると言えます。

渋谷幕張の高校では帰国生も英語以外は一般生と同じ授業

数学と理科で東大、医学部対策に沿った授業を受けることができます。大学の合格実績が全国的に注目されている学校では在校生のニーズも大学受験を強く意識した内容になるのです。勢い、大学入試の出題傾向に沿った授業内容となります。

対照的に、一般的な帰国入試の実施校ではネイティブ教員が担当する英語の授業は良いけど、数学や理科がイマイチという事態が頻発していて理数系の科目は自分で対策する必要が生じる困った事態になることが多いです。

渋谷幕張高校の海外大学対策とは?

広尾学園と広尾学園小石川が海外大学対策を通常の授業時間内にカリキュラムを組んで行っているのに対して、渋谷幕張高校では広尾系の学校ほど海外大学対策にフォーカスして授業時間を割くことはありません。

興味深い事実は海外大学の対策を直接、行わずに、英語の授業時間を文学やジャーナリングに割いた方が世界的には人気のある海外大学への進学者が増える傾向があることです。著名な大学への合格を目指すと、表面的な学力だけでなく、人間力や意思疎通を図る努力、忍耐力が重視されるようです。簡単に説明すると英米的な発想力、文化への理解が大きく影響するので英語そのものを学習した方が良い結果に繋がり易いからなのです。

海外大学に進学したOB、OGの訪問も多い渋幕

海外の有名大学に進学した卒業生が母校を訪問して学校説明をしているのも渋幕の特徴です。人気のあるアメリカの大学に進学したOB、OGが多く、しかも、30代、40代の卒業生が説明する機会が多いのが他校との違いです。海外大学に進学する生徒の長い歴史があるのです。

芸術系大学への進学者も多い渋谷教育学園幕張高校

実績ある進学校の特徴として東大、医学部に並んで、芸術系の大学に進学する卒業生が多いことを指摘しておきます。音楽と美術、2つの領域です。渋幕から芸術系の大学への進学者も少なくないのですが、世間の注目は国内大学に加えて海外大学になってしまうので、敢えて言及してみました。

学園祭で渋幕の雰囲気を確認するメリット

渋幕の学園祭に足を運んで、展示を見て、在校生の様子を見ると学校のイメージを掴めます。入試対策にも役立つ知識を吸収する絶好の機会なので、是非とも参加しておきたいものです。

渋幕の学校説明会でも同様の機会があるのですが、入試説明が長時間に及ぶため、学校を実際に自分の目で見て確かめる時間が限られてしまうようです。かなり貪欲に情報を集める気持ちで学校説明会に出席しないと、入試説明だけで満足してしまうようです。

入試の出題傾向を学校説明会で教科別に担当の先生方から解説されるので、受験生と保護者はメモをとるのに手間取ってしまうのも要因として挙げられるように思います。

合同形式の学校相談会では情報が不足しがち

志望校を検討する初期段階では効率が良いのが合同相談会です。複数の学校が合同で開催する学校説明会で、同じ日に個別相談ブースも設けられています。

メリットは同じ日に意中の2,3校をまとめて情報収集できることですが、学校の先生も忙しく、説明会担当の先生と話して終わり、になります。浅く、狭い情報を広く収集するのが限界なので、受験校を探し始める時期に積極的に参加して、次第に個別の学校説明会に参加した方が志望校決定に資する情報を得ることが出来ます。

まとめ、渋幕を高校受験で帰国入試を受けると英語のみ

渋幕の高校受験、帰国入試がユニークな点は英語のみ、1教科受験であること。帰国入試を実施して入学者を受け入れてみると国語と数学の学力が在校生の水準に達していない事実を発見して教員は右往左往することになります。

さらに事態は悪い方向に向かいます。

国語と数学の学力に困難が生じている帰国生を巡って教員が衝突する事態が生じてしまうのです。次に起こるのは保護者の混乱です。学校の先生によって意見が違うので、親は迷うのです・・・

渋幕の高校入試が英語だけの1科目入試を続けているのは、大学合格実績が安定していること、教員の質が高いこと、2点を指摘しないわけにはいきません。

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