帰国子女 中学受験

帰国子女 中学受験、学校説明会の様子

帰国子女が中学受験できる学校を探すのに一苦労、さらに合格に必要な学力を理解するのに手間がかかります。最も欲しい上位合格、特待合格レベルになると情報はベールに包まれたままで凹み。希少な情報を掲載して解決します。

受験できる学校の入試科目別分類(主要な学校)

代表的な中高一貫校を紹介します。

英語のみ

最もスッキリしていて人気が高いのが渋幕の帰国子女入試です。男子校では攻玉社の帰国子女入試で英語選択受験が可能です。女子校では洗足学園です。中学受験の入り口と大学進学の出口の両方で評価が高い学校です。

渋幕はアメリカ型の入試になっていることが特徴です。西海岸風の雰囲気が強く、UCへの進学者が比較的多いです。他方、アイビーリーグに進学する生徒も毎年、コンスタントに存在するので、地域的な偏りは少ないです。

男子校の攻玉社は日本の国公立大学、早慶への進学を目指す学校で日本人教諭が帰国生英語の授業を担当します。攻玉社にネイティブの教諭も在籍していますが、日本人教諭がカリキュラムの中枢を担っています。

洗足学園はアメリカ型の帰国子女を対象とした取り出し授業を設けていますが、東海岸志向が強い学校です。学校のプログラムには西海岸の学校もあるのですが、ネイティブ教員は東海岸の気風を身に付けた先生も少なくなく、ニューイングランド的な発想で入学後の英語教育を受けていくことになります。

実質的に英語のみ

交通の便が良い渋渋の英語入試(概要と対策)が該当します。国語と算数も試験科目になっていますので、お間違いのないようにご注意下さい。

英語、算数

男子校の聖光学院、東京都市大附属が英語と数学の2教科で受験できる学校です。

聖光学院は東大の合格実績を契機に検討を開始されるご家庭が目立ちます。東大合格者が増加傾向にある背景として学校の自由な雰囲気が挙げられます。一例を挙げると中3から高1にかけて校外での学習の機会が豊富に用意されています。学校としては歴史的な建造物を自分の目で見たり、ボランティア活動を通じて視野を拡げて欲しいと生徒に考えてのことだそうですが、他校と比較して行事の多さは特筆に値します。生徒はきっと楽しいことでしょう。

東京都市大附属は最先端の技術、テクノロジーも学習に取り入れる姿勢が強い学校です。入試制度は柔軟で、科目の選択も組み合わせが多いので、お子さんに合った受験方式を容易に見付けることができます。先生方の価値観として中高生の貴重な時間に生徒各自がしっかりと学びの経験を重ねることへの尊重があります。

英語、国語、算数

英語の配点が高い順に広尾学園、広尾学園小石川の帰国子女入試(概要と対策、インターAG)慶応湘南藤沢中等部市川中学校の帰国子女入試(12月)です。

男子校では逗子開成の帰国子女入試(概要と対策)が3科目入試です。

女子校では洗足学園、白百合学園中学校の帰国子女入試(概要と対策)です。

広尾学園と広尾小石川は英語の試験が記述式のみで量が多くて戸惑うかもしれません。

海城中学校に合格後の学校生活については海城中学校に入学後の学校で経験する学習に書いています。自由度、厳しさを兼ね備えた学校です。バランス良く全教科を学んでいく学校です。先取り学習をするのは一貫校の常ですが、比較的、ゆったりした進度で進む感覚を保護者は抱くかもしれません。

神奈川に位置する逗子開成中学校は英語の入試問題に日本語で内容説明をする出題もあります。日本語の運用能力も確認したいと逗子開成の先生は説明されています。日本語で60文字を上限に英文の内容を説明する練習もしておく必要があります。

日本人学校出身者が受験できる帰国子女受験、国語と算数

都内では渋渋の作文型です。男子校では聖光学院、海城、攻玉社、東京都市大附属です。女子校では学習院女子中学校(帰国入試の概要と対策)、大妻中学校です。他にも数多くあるのですが、入学後に英語を帰国子女と同じレベルまで引き上げていると確認済みの学校のみを掲載しています。

学習院中等科(男子)は帰国入試を最も古くから実施している学校の一つです。国語と算数、面接が試験科目です。入学後に数学の先取り学習をしないことが特徴で、年齢相応の進度で理数系の科目も学んでいきます。中高一貫校は先取り学習が前提ですから、学習院中等科は異色と言えます。各単元の奥行を深く学ぶので、数学が苦手な子にとっても学びやすいカリキュラムです。

大妻中学校は国語、算数の2科目入試で受験することができます。英語は入学後に取り出し授業が実施されていて、近年、さらに英語の授業が充実した内容にブラッシュアップされています。

私が在籍している生徒に直接、聞き取り調査した範囲では、日本人学校の出身者が受験しやすい国語と算数型の帰国入試で受験した生徒は小6で英検1級合格していた、とのことです。確かに、この学校ではTOEFL教育が充実しているとされています。誰も知らないと思いますけど・・・

4教科帰国入試、慶応湘南藤沢中等部

合格基準点の設定で難易度の調整をしているのが慶応湘南藤沢中等部です。

まとめ、英語圏の現地校出身者は英語で受験がおススメ

英語の取り出し授業がない学校に英語を話せる小6が進学すると4年近く、つまらない英語の授業に耐える必要があります。他方、英語で将来、仕事をしたい意欲的な方には英語教育が充実している学校をおススメしています。英語教育に定評がある学校は教員全体のレベルが高く、保護者としても通わせる意義を日々、実感できることでしょう。

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