逗子開成中学校に帰国子女が合格するには?

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逗子開成中学校

実施日2023年12月26日(火)。英算、国算の選択入試。神奈川で人気の男子校。堅調な進学実績。

併願先

神奈川県でも有数の男子進学校です。帰国生入試は12月に実施。神奈川県では最も早い学校の一つで1月の聖光学院中学校 帰国入試の前哨戦になります。2番目に人気の併願先として海城中学校 帰国入試、他には攻玉社中学校 帰国入試があります。

帰国入試の概要

首都圏の帰国入試で、受験する学校に迷っている方には、日本の大学入試への合格実績が安定している学校が向いています。海外大学は日本の大学にも合格確実な生徒が合格しやすいのが一つの揺るぎない事実だからです。日本で人気がある大学に合格者を多数輩出している学校は海外の大学にも進学者を供給する余力があると言えるのです。

逗子開成は学校の授業が生徒にとって楽しめる内容になっていて、他校とは明らかに違う特色を磨いている学校です

学校の先生とお話ししたのですが、逗子開成のみで経験できる独自の教育プログラムに魅かれて入学する生徒も多いそうです。中学生になってから男子が興味を持つ内容に授業時間を割いているのが特徴です。

逗子開成中学校の帰国入試は英語・算数、国語・算数から選択方式

英語圏あるいはインターからの帰国子女が英語と国語のどちらを選ぶべきか? については英語がおススメです。

国語は中学受験の上位校になると、文章は読めているけど、設問で間違える子がいて、入試までに合格レベルに達しない場合があるからです。

英語、帰国入試問題の特徴

英語は英文を読んで、内容を日本語でまとめる問題も出題されます。英文法も重視される傾向があるので、日本の学校で学ぶ英文法の単元名に沿った学習が効果的です。

日本語の運用能力を試されるので、難しい英語の読解問題を大量に解くのでなく、日本語80文字以内で英文の内容を要約する練習をした方が得点力の向上につながります。

英文法的な出題が目立つのも、逗子開成中学校の問題で顕著な特徴です。構造面から英文を把握する力が問題で問われます。

中学生、高校生が学校で学ぶ英文法の問題集に沿った演習が高得点者に共通の学習方法です。

国語、帰国入試問題の特徴

読みやすい文章を選んで問題を作成していると推定されます。ところが、受験生にとっては極端に正答率が低い問題と高い問題に2分されてしまうので、厄介です。

記号で答える読解問題で難問が混じることがありますから、1問にかける時間を短くして時間配分を忘れないことがポイントです。

記述式や抜き出しの出題については、合格者の中には白紙で答案を提出しているお子さんも少なくないので、熱くなり過ぎず、冷静に問題を解き進めていくのがコツです。

算数、帰国入試問題の特徴

計算、文章題、グラフ、図形の4分野から均等に出題されます。図形は偏りがあり、平面図形が中心です。

計算と文章題は短時間で解き終えることが重要です。全ての問題を解き終えてから戻って、未答の問題に再度、取り組んだ方が良い結果になります。解ける可能性が高くなるということです。

グラフ問題は解き易いことが多いです。ただ、最後の問題は正答率が低くなるので、無理しない方が良いかも。

図形は2分考えても解法が思い浮かばない場合は粘らない方が良いです。帰国入試の算数で図形を出題する場合は45秒以内に解法が思い浮かぶ問題と4,5分の長考を求める問題の2通りがあり、逗子開成の場合は、稀に後者の難問タイプを出題するからです。

長時間にわたって図形問題の解法をあ~でもない、こうでもない、と思案する弊害は、試験場で6,7分に及ぶ長考をすると、焦って失点を誘発してしまうことです。常に解答時間に何秒かかっているかを把握して、見極めをつける練習をしておく必要があります。

まとめ

入試問題は練られているので、解き方を整理して取り組みたい学校です。解く順序、準備の仕方によって点数が大きく上下する問題なので、自分の解き方をしっかり組み立てることが不可欠です。

併願校としてよく選ばれる男子校

聖光学院中学校 帰国入試

海城中学校 帰国入試

攻玉社中学校 帰国入試

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