英検1級対策

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英検1級

合格するとTOEFL iBTとIELTS対策を短時間で済ませることも簡単になるメリットあり。大学受験と中学受験の英語で出題される問題の難易度上限が英検1級なので学習目標としても有効。

日本語に訳さず、英語のまま解いて正答率を上げるのが重要

海外在住経験がある場合、インターナショナルスクール在籍の場合は特に日本語に訳さずに対策学習をするべきです。

日本の学校に通っていて、日常生活で日本語を話している学習者も同様に英語のまま英検1級の対策を進めていくべきです。日本語に訳す問題、日本語で論述する問題が出題されないのが根拠です。強調したいのは日本の学校で英語の授業を受けていても、気にせずに、英語で直読直解して英検1級合格を目指すと実用英語を短期で身に付けることが出来ます。

短期で英検1級合格するにはライティングで高得点が効率的

帰国子女と国内インター生に有利なのが英検1級のライティング問題。設問の英語を読んで、頭に浮かんだ内容を英文で記述すれば合格者平均を軽く超えます。採点基準に由来して、海外在住経験者と国内の学校在籍であっても英語で授業を受けていると得点が上振れする傾向があります。

日本でずっと学び、海外経験ゼロでも悲観する必要はありません。

英語の文章を読んで、英語のニュース、原書を読む習慣を育むことで海外居住者と同等の英語ライティングの実力を身に付けることが十分に可能です。実際、英検1級のライティングで点を稼いだ高3の生徒がいるのですが、日本で生まれて、日本の学校しか通ったことがないお子さんでした。自由自在に英文を書くので、教えている講師の私がビックリ。まだ17歳で、しかも、学校の英語授業はコテコテの昭和スタイルの授業でしたから。

我が子があまりにも英語が出来るようになってしまったので、お母様からは毎回、しつこくどんな授業を私がしているか質問されて、大変でした。

英語の実力が身に付いているのだから、良いでしょ、と考えて、一切、説明しませんでした・・・

要するに、英語に日常的に触れて、英語の表現を学び、自分で書いていく内に、自然と英検1級に合格出来ると言いたいのです。最も対策が難しい英検1級のライティングについて議論しています。

英検1級リーディングは練習するとスコアが上がり易い

英文読解で述べられている内容についていくことが可能であれば、究極的には満点に到達します。困った事実は英検1級のリーディングで出題される英文は政治、経済、文学、美術、音楽、物理、化学、天文学と多岐に渡る題材から選ばれること。

広く、浅く設問が創られて得点率6割になるように作問されているのですが、他の技能、リスニングやライティングで失点を重ねた場合にリカバリーが可能な8割、9割を狙うと、高度な読解力が要求されます。

とはいえ、英検1級の読解問題は大量に問題を解くことで、高得点を実現できます。実際、英文読解の問題をたくさん解くのが面倒なのですが・・・

リスニングは40%が会話的な表現で、残り60%はリーディングを耳で解く問題

英語の聞き取り問題はビジネス英語、企業買収、企業合併も出題されるので、帰国子女であっても小学3,4年生にはダイアログの内容についていけない由々しき事態も生じます。

実業界の英語は学習意欲が高い小学生にとって耳慣れないかもしれませんが、社会生活を覗く良い機会だと考えて取り組んでみると良いです。

英検1級2次試験、スピーキングはライティングを口頭で行う試験

5つのお題から1つを選択して2分間スピーチをします。お題を選ぶとき、英語で話す前、2回、スピーチ内容を練る時間があります。

受験者の目線で説明すると、ライティングの答案1本相当を口頭で話すのと同等のタスクと言えます。構造がしっかりした堅固な内容を英語で話したい。

1次試験のライティング答案を書く練習を重ねることが最も得点に結び付きます。

英語のスピーチ、2分話した後に、試験官と英語で質疑応答をします。3問程度、話した内容について質問と受験生からのレスポンスをします。重要なのは、反対意見、つまり、自分が語った内容と対立する意見について説明を求められることが頻繁に起こるので、対立説について題目を選ぶ際に検討する必要があります。

2次試験、面接の質疑応答で固まってしまって不合格を覚悟した私がアドバイスしているのですから、対立説への配慮が重要なのは論を待たないです。今、思い出しても冷や汗ものです。ヒヤヒヤ。

英単語の学習は後回しで短期合格が可能に

英検1級の単語問題は後回しにした方が良いデス。受験のときに、合格点を目指して解くのも後にして、単語の対策も後回しにした方が学習効率的にも適切です。

他の英語検定試験であるTOEFLとIELTSを念頭に比較してみても、英検1級の単語問題は難易度が高いからです。社会人の受験生が多いTOEICでは単語や語句の問題が出題されますが、やや平易な単語が出題されている事実からも英検1級の単語問題が特殊であることを推察できます。最初に単語学習からスタートすると学習時間が3倍から5倍に膨れ上がってしまうので、要注意。

英検1級対策講座

学習の仕方、ゴール設定が明確な対策講座を選ぶと合格が視界に入ってきます。講座を設計する側の立場から説明すると、受講生の英語力をこまめにチェックしつつ、学習の進捗度、モチベーション維持に尽力したいので、柔軟な枠組みの英検1級対策講座が望ましいのです。

英検1級対策 塾

カリキュラムが存在しない対策講座で学ぶと短期合格が出来ます。学費は合計金額では高くなりますが、合格までの時間を最高で10%まで圧縮できます。つまり学習時間を90%削減できるのです。

たとえ不器用であっても、2割、3割は対策に要する時間を減らすことが出来るので、カリキュラムがない塾で対策すると時間を有効に使うことが可能になります。

まとめ、英検1級は英語の表現力を磨くと短期合格も夢でない

英検1級に合格するにはライティングで高得点を確保するのが近道です。英単語から攻略する英検1級対策講座もトライしてみたのですが、配点から逆算すると合格まで辿り着かないのです。何回、トライしても合格まで上手くいかない。

英語の表現力をアップさせて、英語力を挙げる過程で英単語の運用能力を向上させるのが確実性が高い対策と言っても過言ではありません。

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