イギリス式の教育を受けることが出来るボーディングスクール。イギリス式の学校教育は都内で通学して学ぶことができます。全寮制が特色なのがハロウスクール安比です。
ハロウスクール合格に必要な英語と算数、ライティング
入学試験では英語と算数、非論理的思考力の3分野で出題がある、となっています。整理すると3つの分野を学習することが受験対策になることが明らかです。すなわち、英語と算数、ライティングです。ライティングは合格に占めるウェイトが大きいので、独立させて1つの対策として取り上げています。
英語の学力を合格レベルに到達されるには?
英語は英文読解とリスニングが前提です。日本の入試で対策に手間がかかる英文読解とは違います。端的に説明すると日本の英文読解は難解な哲学的な英文を読んで、内容を理解することが主題です。対照的にイギリスの英文読解はやや年齢より水準が高い英文の論旨を理解できる学力を備えているかを確認されます。
リスニングは日英で大きな差異は見られません。強いて言えば、イギリスの学校で日常的に使用する語彙が出題される点です。イギリスの公立学校で使う語彙とボーディングスクールで好まれる語彙は異なるので注意が必要です。イギリス在住でも言葉が別だと考えた方が落胆せずに済むことでしょう。
算数に必要な対策とは?
算数は日本が最も進んでいるので、海外の教育システムで学ぶときは、むしろ簡単です。英語で問題の指示と条件が書かれていることに慣れれば解きやすいです。この逆転現象は日本は得意な子を選抜する教育であるのに対して、海外では個人の可能性の伸長に力点を置いている違いに由来します。俯瞰すれば優劣の議論でなく、重点の違いに起因することに気付くことでしょう。
ライティングで徹底的に対策しておきたいキーポイントとは?
ライティングも日本の自由英作文と書き方が異なります。書店で販売されている英語の問題集だと解説が日本語で書かれています。著者の経歴を確認する必要があります。イギリス系の経歴が無難です。他の英語圏、特に、アメリカは慎重に著者の来歴欄を見ることを推奨します。庶民的な英語は嫌な顔をされることもありますから。
英文を書く力が最重視されます。理由はイギリス式の答案は理由を英文で記述することを求められることが多いからです。日本のように記号選択式の問題が8割、残り2割が記述ということは少ないです。仮に記号選択の問題が大半の場合でも、別の時間帯に実施される面接試験とセットになっていることが多いです。
まとめ
合格には英語のライティングをレベルアップされると有利になります。受験生が考えているよりも、多く答案を書いて自分の考えを主張する練習が効果的です。意外なことに、ライティングを指導する講師は受験生が答案を書く回数を少なく制限して、多様な論の運びを紹介することに時間を割く傾向があります。
受験生に勉強をさせ過ぎると、負担が大きくなることを知っているからこそ、講師は学習量を減らす努力をするのです。
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