算数の説明問題は、捨てた方が良いです。
算数の説明問題を嫌がる小学生が多い理由
結論は、日本の塾では解答数値を合わせる指導が最も効率が良く、一般の塾ではプロセスや答案用紙に順を追って答えに至るプロセスを書く部分に焦点を当てると合格実績が下落するからです。
国によっては、ヨーロッパのこと、算数の問題がむしろ、過程を重視する問題になっているのですが、日本では大戦後のアメリカ的なテスト形式を大規模に導入していることもあり、解答数値をターゲットに作問する流れが続いています。
解き方によって、数値がバラバラになるように算数の問題に使用する値を設定して、最終解答から逆算して、不正解の原因を推定できるように作問されるのが2月1日以降の問題です。
対する、帰国入試の算数は導出過程に配点を高くおいているため、最終の数値を間違えていても、プロセスを採点者が判読できるように書いている児童の方が得点が高く出ます。
ところが、冒頭に述べた通り、丁寧に答案を書く指導を徹底すると、2月1日以降の合格者数が減少するのです。
かくして、算数の記述は全般的には捨てた方が良い、という結論に至るのです。解ける問題を確実に固めていき、合計点アップを図るのが合理的です。だって、答案の書き方を塾では教わらないんだもん。
簡潔な説明ですが、ご容赦下さい、大学入試の問題で、解き方をくどくど論述する問題がしばしば出題されます。不思議なことに、白紙の生徒が合格し、びっちり書いた生徒が落ちています。講師としては泣きたくなります、おかしいでしょ、ふつうに考えれば。
予想問題演習を教室で、実施するときに、必ず捨て問題を混ぜておいて、時間配分の練習をさせています、
何回、論理的に説明しても、熱くなって、時間配分を間違える生徒がいました、現在、他の塾の講師をやっていますが、時間配分をしっかり指導してくれることを祈っています(苦笑)。
解法を説明する問題、
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