帰国生に中1から、つまり、一貫校合格後から東大対策を行っています。出題範囲が膨大で、早期スタートすると有利だからです。
医学部の英語対策をする場合も、東大英語の対策を必ず必修で行っています。医学部入試の出題に東大の傾向の影響が反映されるからです。医学部受験の英語も英語力を問う問題をベースに、専門的な単語を出題するのが一般的ですが、あんまり正答率は・・・
東大英語の問題の傾向を3つ
書店でパラっと見ただけでは把握出来ない東大入試の勘所を挙げてみます。
1) 100文字要約問題が出題される
中1から100文字で英文を要約させる練習をします。毎年、東大の英語では、冒頭で100文字要約の問題が出題されます。デフォルトで例年のお約束問題になっています。
簡潔にまとめると、日本語力を見ているのですが、受験生は「英語が難しい」と認識しています。違うんです。日本語の運用能力を問うているのです。
どの一貫校も、学校の授業で、練習しているのですが、問題の与え方で、結果は変わってくるので、講師の授業の組み立て方が大学入試の結果に影響を及ぼします。
塾選びは大切?
2) 英文法が重視される
2021年度の大学入試改革に向けて、共通テストが新たに導入される関係で、既に出題傾向が変化しています。新しい制度がもう始まっています。
どういうわけか、英文法重視の出題になっています、東京大学の英語。
そこで、英文法を中1から体系的に指導しています。
3) 長文読解は簡単だが、学校の授業外から出題される
東大の合格者が100人を超える学校の生徒が叫んでいました。「正解するの無理じゃね?」高校3年生の9月のことでした。その後に東大に進学していますから、まぁ、結果オーライで(苦笑)。
長文読解の正解の導き方が、学校の教科書外に由来するので、生徒は怒っていたのでした。無知は恥なり。
中1から大学入試問題は何たるかを教える必要があると痛感した出来事でした。
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