日本での12月上旬のクリスマス商戦は、アメリカでは11月下旬にピークを迎えます。日本より早いアメリカの年末商戦について説明します。
ノードグリーン(Nordgreen)腕時計もブラックフライデーで有名
様々な業種がブラックフライデーでセールを行っています。
2021年は11月26日(金)がブラックフライデー
ブラックフライデーの日程をターゲットに小売業者は様々なキャンペーンを展開します。
ネット通販企業がクリスマスプレゼント販売キャンペーンとして開始
アメリカのネット通販会社がクリスマス需要を喚起するために、販促キャンペーンとして開始したのが起源です。ここ2,3年は日本の多くの企業が新たに参加しています。
アメリカ小売業、玩具においては年間売上高の60%を占める会社も
玩具製造をアメリカ国内で行っている企業は現在でも存在します。NBCニュースでインタビューに応じていた40代の経営者が説明しているのを見ていると、年間売り上げの50%をクリスマス商戦で売り上げている、とのことです。
日本でもブラックフライデーが話題に
売上が増えるのを、黙って傍観しているのは日本の小売業としても苦痛です。そこで、アメリカ系の企業が大幅に売り上げを伸ばしているの見て、日本の会社も続々と参入しています。
ブラックフライデー amazon
Amazonがブラックフライデーとしては最大手です。新しいトレンドを創り出していく企業で、小売業として観察してみると、斬新な販売企画を次々と打ち出してくる会社です。
2021年も11月月末に向けて、販売促進キャンペーンを企画してくることでしょう。
楽天ブラックフライデー
日本のネット通販はアメリカよりも低価格で商品を自宅まで配送できる一つの要因に、楽天がアマゾンとシェアで拮抗している事実があります。価格競争が存在するからですね。楽天ブラックフライデーも、当然、お得な価格で商品を購入するチャンスなので、目が離せません。
イオンブラックフライデー
実店舗に強いイオンでもブラックフライデーにセールをしています。
トイザらス、ブラックフライデー
アメリカのトイザらスは、80年代、90年代には、アメリカ人さえも驚く巨大な店舗を大都市に構えていました。子どもにとっては、ディズニーのように、正に夢の世界です。おもちゃだけで、ちょっとしたスーパー1店舗分ありますから。
日本にも、池袋に店舗があります。一時帰国したママと娘(当時9歳)が池袋トイザらスで待ち合わせをする、という話を聞いて、さすがアメリカ育ち、と笑いをこらえるのが精一杯。
トイザらスのブラックフライデーも玩具をリーズナブルな価格で購入できる貴重な機会です。目が離せません。
他の小売業でブラックフライデーを実施している企業
日本の小売り企業でブラックフライデー商戦に参戦する会社が今後、ますます増加することでしょう。特に、ベッドやテーブルを扱う家具店、ファッション分野。
Nordgreen 腕時計でもブラックフライデー販売を企画
腕時計でもブラックフライデー商戦に参加する会社があります。品がある商品を取り揃えている会社はブラックフライデーで商品をアピールする機会と考えています。
慶応大学(商学部)、明治大学(商学部)、青山学院大学(国際経営)の3つだけブラックフライデーの長文読解は出題が可能
大学入試の英語では長文読解でブラックフライデーについて出題が予想されます。慶応大学の英語は文章を読まないと正解できない設問が出題されます。
明治大学の英語長文は文章を読まずに、設問から解くと間違える設問を出題します。青山学院は、明治よりも難しい文章を出すのですが、英文のレベルが高過ぎて受験生が全員解けていない問もあります。青山学院の入試問題は一生懸命に解いて、気が付いたら合格していることを祈る方がベターです(苦笑)。
国立2次は出題されません、医学部は出題可能性が50%
東大では出題されませんが、クリスマス商戦の宗教的意義を問う英文は出題の可能性が20%あります。英文は高校の教科書レベル、英検2級程度ですが、宗教の素養を問う問題があり、イスラム教やユダヤ教徒の対比で英文を選んで問題を作成する場合を予想できます(出題可能性8%)。
医学部はむしろ、出題の可能性が高いです。40%で、英文学系の出題者が問題を出すと、変な問題になります。法隆寺がなぜ地震に強いのか、とか、江戸時代の徳川幕藩体制についての出題例がありますから、幅広く英文を読んで準備しておいた方が得策です。
中学入試の英語選択、トップ校(渋谷系と広尾系)ではブラックフライデーが出題されません
中学受験の英語は文学的な内容が出題されます。19世紀、21世紀のイギリス文学です。アメリカは植民地時代のものは出ません。
広尾学園の初期では類似の出題がありました
ブラックフライデーではなく、季節に関連する情緒的な英文でした。小6に書かせたことがありますが、答案を、56%程度しか解答欄が埋まらず、しんどそうでした。英文で説明するのは慣れていないと、大量の英文を書くのがツライようです。
日頃から、英文をA4の紙に1枚以上、理想的にはA4を3枚、毎日、英文を書いて練習した方が良さそうです。苦手な児童の話しですが。
まとめ
ブラックフライデー商戦の盛り上がりと大学入試、中学入試について書きました。魅力的な商品を手に入れる貴重な機会であり、年末を感じるイベントとして加わりつつあります。
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