バカロレアを採用する世田谷区二子多摩川のインター。幼稚園からGrade12までの男子校。IBカリキュラムが本格化するのが高校生段階になってからで、小学生からIBの基礎に沿って学ぶ学校。
男子校でバカロレアを採用するアメリカ式の幼稚園からGrade12まで
バカロレアで学ぶアメリカ式の学校です。イギリス系とは就学年齢と学年の関係が微妙に異なるので注意を要します。大学進学時にイギリスの大学を選べば不利にならないですけど。
アメリカの大学入学者にはIB、SAT、ACT、Internationalと4つに大別すると、バカロレア経由の合格者も決して少なくないことが特徴です。IBは試験もありますが、学習を通じて課題が多く、こなすのに時間がかかりますが、主体的に学ぶ機会が多い面もあります。SATとACTのスコアを基にしての出願とは別ルートになるのが一般的です。
近年の世界的なバカロレア校の増加に伴い、アメリカ大学の進学者は今後、ますます増えると予想できます。
アメリカ国内にもバカロレア校が数は少ないですが、存在するので、決して珍しくはないです。
セント メリーズ インターナショナルスクールに合格するには?
外国人を対象とした学校なので、編入試験を受けて中途の学年から転校も考えられます。日本に滞在している外国人生徒が離日するときに空きが出れば、試験を受けて入ることが可能です。バカロレア校なので、編入試験も知識の活用が主体の問題です。後は、英語のインタビューが中心。
英語が初歩レベルでインターに入るには幼稚園が最初の機会です。英語の入園テストに合格する必要があるので、準備は2,3歳で本格化させて一日を英語だけで過ごせるようになれば日本生まれで海外経験がなくてもセント メリーズで大学に合格するまで学べます。
聖光学院、静岡聖光学院と同じ学校法人
St. Mary’s international schoolは聖光学院、静岡聖光学院と同じ学校法人が運営しています。セント メリーズ インターと聖光系の学校間で生徒が移動できませんが、学校の雰囲気を想像する一助になることでしょう。
セント メリーズ インターはバカロレアに沿って指導するのに対して、聖光系の2校は日本の学習指導要領に沿って教えているので、インターの園児、児童、生徒にとっての学びと聖光系の生徒が経験する学習は性質的に異なる内容になります。
卒業生はアメリカの大学進学者が多い
アメリカの学校なので、卒業生はアメリカの大学への進学者が多いです。イギリス、オーストラリア、ニュージーランドにもバカロレアは相性が良いのですが、進学者の数は少ないです。
バカロレア入試で日本の医学部に進学する卒業生も存在
日本の大学もバカロレア入試実施校が増加しています。バカロレア試験のスコアで学力を入学試験の筆記試験を代替するものとして利用できるので、日本の大学による利用が加速しているからです。
特徴として、日本の大学では医学部もバカロレア入試を行っていて、実際にバカロレア経由での合格者も出ています。
小論文、作文、面接を経て日本の大学は合格者を決定するので、日本の高校生並みの文章力、表現力、自己分析力が合格には必要になります。日本語で論理一貫した文章を書けるように修練を積んでおくことが求められます。
まとめ、セント メリーズ インターはIB校でアメリカ式
バカロレアを採用しているアメリカ式の学校なのでSt. Mary’s international school では好奇心、探求心が旺盛なお子さんが向いています。
純粋なアメリカ式のカリキュラムで学んだ場合には内気な生徒でも学びやすい長所があります。対してIBカリキュラムでは自分の考えを伝えることが重視されるので、学校卒業後に役立つという評価も高いです。
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