人気校の学習院女子中等科の算数で出題される図形問題の対策の仕方の解説です。
学習院女子中等科の算数で点数を確保出来れば、合格の可能性が高まります。国語を中心に記述式の問題が占める割合が高いので、答えが数値で決まる算数での高得点は有利に作用します。
とはいえ、計算と異なり、図形は問題を解いても再現性が未知数で、家庭で教えるにも容易ではありません。説明も複雑だし、解くべき問題探しにも迷いますし・・・
結論は、標準レベルの初見問題で練習を積むのがベストな対策です。
中学受験塾の教材と正反対の出題アプローチ
悲しいかな、中学受験塾は効率第一主義なので、特に、集団塾は合格者数の向上、確保が経営目標です。他方、個別塾でも合格校をかき集めることが主要命題です。個別塾でも、必ず、合格実績の質問の嵐にさらされるので。
勢い、中学受験のテキストは頻出問題の切り貼りになります。特に、算数。でも、学習院女子中等科の算数で出題されている合格点以上の問題には、一見、頻出問題に該当しない出題が多いのです。
どうやって、算数で他の受験生よりも高い得点をゲットすれば良いのか?
解答の導出過程に高い配点
中学受験で解答の導出過程に高い配点を付している学校は保護者の想像以上に多いです。しかも、年々、増加しています。
答えを算出した過程を採点者が追っていけるように答案用紙に書いていけば大丈夫です。雪原に残る、ウサギの足跡のように数値を辿れるように数値メモが残っていれば十分です。
典型問題の出題は少ないのが学習院女子中等科の図形の傾向
中学受験の算数で出題された問題を分類するだけで、3年分の塾のテキストを作れます。考えないといけないのは、小4の2月にスタートしても、典型問題を解くだけで入試当日を迎えること。
さらに困るのは、学習院女子中等科の算数はクリエイティブな外観で図形の問題を出題していること。大半の学校で試験に出る算数の問題は「どっかで見たことがあるような」問題なのですが、ちょっと題意を理解するのに時間がかかる出題が少なくありません。
典型問題での練習は3割、問題文を深く読み込み、図形を眺めて解き方を考える訓練が不可欠です。
初見の図形問題で解答を答案用紙にメモしながら解く練習を重ねる
図形の学習時間から7割を初見の問題演習に割り当てて、答えを求める練習をする勉強の仕方が学力向上をもたらします。
答案用紙に解答過程を残して、可視化しつつ解く練習も忘れずに。
まとめ、標準的な図形問題を丁寧に解く学習が効果的
学習院女子中等科の算数対策には標準的な難易度の図形問題を丁寧に解くことが少ない学習時間で高い得点に結び付くのは間違いありません。
勉強時間は短くして、答案の書き方に重点を置くと効率良く成果が出ます。
Views: 114