ミノキシジルの塗り薬は効果ない? 対処法と改善策

血流を促進する効果があることが広く知られているミノキシジルは塗り薬も市販されていて様々な製薬会社から製品が販売されています。またクリニックで広く処方されています。利用者数が多いミノキシジルの効果について解説します。

効果を感じるのが難しい理由、フィナステリドと併用しないから

ミノキシジルに発毛を期待して入手するものですが、AGAクリニックでは脱毛を防ぐフィナステリドと同時に使用してAGA対策をするのが通常です。

もしかしたら、ミノキシジル単独では脱毛の防止を検討する余地があるかも。

ミノキシジル単独で発毛を目指すのは少数派で、AGAクリニックでは2種類の薬、ミノキシジルとフィナステリドの併用が基本プランになっています。

より強いAGA対策として、ミノキシジルとデュタステリドの服用も検討に値します。デュタステリドはAGAが進行している方に処方される薬で効果を期待できる反面、慎重に体への影響を観察しながら医師の診察を経て、入手できます。

育毛剤の効き目が発現するには6ヶ月程度を要します。短くて半年、1年かけて経過をみるのが普通で、根気よく、発毛に取り組む必要があります。

仕事、家庭生活が忙しいと不規則な生活になりがちで、飲酒や夜更かしを避けることは簡単ではありません。栄養バランスが不十分な食生活、生活リズムの乱れは育毛にとってマイナスなので、心を落ち着けて、薬の効き目を高めたいものです。

ミノキシジルを塗布して発毛が得られない要因としては過度の飲酒、夜更かしも疑われますが、あくまでも間接的な影響に過ぎません。とはいえ、食事と生活リズムを整えることはミノキシジルの効き目を高めることになるので、見直してみる価値があります。

市販のミノキシジル、塗り薬は最大濃度が5%です。購入時に濃度は確認すると良いです。2％の商品も多く、5%の商品にはリアップなどがありますが、濃度は本当にバラバラだからです。

AGA治療を提供しているクリニックではミノキシジルの濃度を15%までアップさせて処方できる医院もあるので、気になる方は検討の余地があるかも（内服薬）。

市販のミノキシジルは塗り薬ですが、毛根に薬剤の成分を確実に届けるには内服薬の方が部があります。医師の診断を経て、ミノキシジル内服薬の処方を得られるので、手間はかかりますが、発毛を確実にしたいと考えるならば、クリニックに足を運ぶ価値はあります。

ミノキシジルで発毛を実感できない場合、ミノキシジルの内服薬に切り替えこと、あるいは、フィナステリドを併せて新たに服用することで、AGAの症状改善を目指すと良いでしょう。